けん玉をうまくやるのには姿勢が大切になります。けん玉の構えには「まっすぐの構え」と「ななめの構え」があります。まっすぐというのは玉をまっすぐに下に垂らした形、ななめとは地面に対してけんを手前に引きながら糸が45度ぐらいの角度になる形です。いずれの構えでも、足は肩幅(かたはば)よりややせまく、利き手側の足を一歩前に出します。重心をつま先に置き、肩の力を抜(ぬ)いて、自然に構えることが大事です。
どの技にも共通するのは「1、2、3」のリズムです。「1」でひざを曲 げ、「2」でのび上がって技をこなし、「3」で軽くひざを曲げて玉を受ける。このリズムをつかむのが基本です。